【仕事】お客様からのお土産

たまには仕事の話しを。

職業柄、お客様にはよくお土産とか差し入れを頂く。

 旅行先のお土産や、お菓子や飲み物の差し入れ、ご飯の差し入れを頂く時もある。

 

それが何であっても、とても嬉しい。

ふとした時に自分なんかのことを思い浮かべてくれたんだなと思うと、人との繋がりを感じられて、この仕事をやってて良かったと思える瞬間である。

嫌なことや辛いことがあっても、その瞬間だけはほっこりできて、元気になれたり前向きになれたりする。

なので届けてくれるお客様にはいつも、感謝感謝なのである。

 

その中でも特にテンションが上がってしまうのが海外の食べ物だ。

 

ハワイのチョコレートや、タイのドライマンゴーとか、このあたりは例えばカルディとかコストコAmazonなんかでも買えるようになってきたが、それほどメジャーでないものは、お土産で頂く以外になかなか手に入れられるものではない。

特に、日本人にとってあまり馴染みの無い国ほど、どんな食生活を送っているのか未知の世界で、そんな国の食べ物をお土産で頂いたときは、その国の食生活を疑似体験できる気がしてとても嬉しい。

お土産を開ける瞬間はいつもワクワクできて幸せだ。

 

 そこで。

最近頂いた海外のお土産がこちら。

中国人のお客様から。「プーアル茶」。

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ただこれは表記が日本語なので、もしかしたら日本で購入して下さったのかもしれないが、細かいことは気にしない。

中国人のお客様が選んでくれた中国茶とあらば、それはもう本場中国の中国茶である。

 

これは、「最近プーアル茶にはまっている。」とチラっと話したことがきっかけ。

以前行った香港で、食事中に温かいプーアル茶を飲むと脂肪が排出される、という話しを聞いてから積極的に飲むようになった。

プーアル茶というのは、乾燥させた茶葉がカチコチになるくらい固められている。この金色の塊は驚くほど固い。何でも、固ければ固いほど、古ければ古いほど、投資の対象になるんだとか。そう思うと勿体なくて、なかなか飲めずにいるのである。

飲み方は簡単で、これをポットに入れて熱湯を注げばいい。独特の、薬っぽい匂いや苦みがあるが、私はそれが好きだ。

 

余談だが、日本人は冷たいウーロン茶を好んで飲むが、ダイエット(脂肪の排出)が目的の場合、これはほとんど効果が無いらしい。温かいことが重要なのだそう。また、ウーロン茶よりもプーアル茶の方が脂肪排出の効果は高いらしい。

 

 

さてこちらはまた別のお土産。

トルコのお客様に頂いたトルコの銘菓「ロクム」

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これ、めっちゃくちゃ美味しかった!!

 

実は少し前にこのようなパッケージの「ロクム」をやっぱりお土産で頂いた事があるのだが、(ロクムのことを英語ではターキッシュ・ディライトというらしい)

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こちらは正直、「ふーむ。長野の【みすず飴】に似てるなー」程度の感想しかなかったのだが、今回頂いたこっちはもうびっくりするほど美味しかった。

(ちなみに【みすず飴】も、最近長野に帰省されたお客様からのお土産で知った。)

 

中にくるみが入っていて、ほのかに蜂蜜の風味がして、食感はモチモチ。周りを粉砂糖?でまぶしてある。甘いは甘いのだが、優しい甘さで、ベトベトした甘みではない。後を引くおいしさで止まらない。(みすず飴に似てる方は、ベトーとした甘みだった。)失礼だが、同じロクムとは思えないほど違うお菓子みたいだった。

 

お客様に「フレッシュなうちに食べて」と言われたが、確かに2日目あたりには少し固くなっていたような気がした。3日で食べきってしまったので、時間が経つとどれだけ固くなるのかは分からない。

聞けば、1777年から営業している老舗らしい。「ロクムはお店によって味が全然違うけど、このお店のは特別に美味しいよ」と教えてもらったのだが、その通りだろう。

トルコと日本。お互いに異なった食文化を持つ国だけど、このロクムが美味しいと思う気持ちは共通しているのだなと、遠いトルコの地に思いを馳せながら、有難く頂くのであった。

 

誰かがトルコに行く際は、是非これを現地で食べてみるようおすすめすると共に、自分用にも買って来て貰おうと思う。

 

 

仕事の話しをしようと前置きしたはずが、食べ物の話しになってしまった。

世界中のお客様のお陰で、日本にいながら海外の食文化を楽しむことができる。

外国人が日本に進出してくることを良く思わない人も多いが、私は大歓迎だ。

彼らが日本で居心地良く生活できるように、少しでもお手伝いができればなと思うのである。